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写真を撮るときに影が濃く出てしまい、レフ板があればと思いながらも、専用品を買うほどではないと感じている方は多いのではないでしょうか。
結論からいえば、ダンボールにアルミホイルと白い紙を貼るだけで、影の明るさを調整できるレフ板を自宅で作ることができる場合があります。
ただし、貼り方や紙の選び方、使う場面によって仕上がりの光の柔らかさが変わるため、作る前に用途を確認しておくと失敗しにくくなります。
この記事では、ダンボールを使ったレフ板の作り方の手順から、アルミホイルと白い紙の使い分け、サイズや接着方法の選び方、実際の使い方までを順番に紹介します。
物撮りや料理写真、人物撮影の影が気になる方も、身近な材料で手軽に試してみたい方も、自分の撮影スタイルに合った作り方を見つけやすくなるはずです。
材料選びと貼り方のコツを意識することで、ダンボールでも影の明るさ調整がしやすくなる傾向があります。
この記事でわかること
- ダンボールとアルミホイル・白紙でレフ板を自作する基本の手順
- 白い紙とアルミホイルで変わる光の柔らかさと強さの違い
- 物撮り・テーブルフォト・人物撮影に合わせたサイズの目安
- 接着方法の選び方と、光を効果的に当てる使い方の基本
レフ板はダンボールとアルミホイル・白紙があれば5分で自作できる

レフ板は、家にあるダンボールとアルミホイル、白い紙を使えば比較的短時間で手作りしやすいです。
特別な道具や専門知識は必要なく、材料をそろえて貼り合わせるだけで、光を反射させて影の濃さを調整する道具が完成します。
ここでは自作に必要な材料と費用の目安、さらに手持ちの空き箱を活用する方法について見ていきます。
必要な材料はダンボール板・アルミホイル・白いコピー用紙・のり・ガムテープの5点
レフ板作りに必要な材料は、基本的に次の5つだけです。
特別な道具をそろえなくても身近なもので完結する点が、この自作方法の魅力といえます。
- ダンボール板(土台になる芯材)
- アルミホイル(強い反射光を作る面)
- 白いコピー用紙(柔らかい反射光を作る面)
- のり(紙やホイルを貼り付ける接着剤)
- ガムテープ(縁の処理や補強に使用)
ダンボールは平らな面が広く取れるものであれば、サイズや厚みにこだわりすぎる必要はありません。
アルミホイルと白い紙はそれぞれ反射の性質が異なるため、両面に貼り分けておくと一枚で複数の使い方ができます。
のりとガムテープは、貼り付け方や補強の工程で役割が変わるため、両方用意しておくと作業がスムーズです。
材料はどれもホームセンターや100円ショップ、スーパーなどで手に入りやすいものばかりです。
すでに家庭にある文房具やキッチン用品で代用できる場合も多く、わざわざ買いそろえる手間が少ないのも自作ならではの利点です。
費用は100〜300円ほどで市販品より大幅に安く済む
材料をすべて新しく購入した場合でも、費用の目安は100〜300円程度に収まることが多いです。
ダンボールは廃材を使えば費用はかからず、アルミホイルやコピー用紙、のりも少量しか使わないため、まとめ買いした残りで十分足りることがほとんどです。
市販のレフ板は撮影機材として販売されているため、自作に比べると価格帯が高めに設定されている場合があります。
日常的にちょっとした撮影をする程度であれば、まずは自作で試してみて、必要性を感じてから市販品を検討するという流れでも遅くはありません。
薄すぎるダンボールを使うと、たわみやすく反射面が安定しにくい傾向があるため注意が必要です。
多少厚みのあるしっかりしたダンボールを選ぶことで、扱いやすさが変わってきます。
費用を抑えることと使いやすさを両立させるためには、材料選びの段階で厚みや紙質を少し意識しておくとよいでしょう。
梱包用の空き箱を切り出せば材料費はほぼゼロになる
通販の梱包に使われていた空き箱や、家電製品の外箱などを活用すれば、ダンボール部分の費用はほぼゼロに抑えられます。
多くの家庭で定期的に出るダンボールごみを再利用できるため、経済的でありながら片付けにもつながる方法です。
空き箱を使う際は、印刷や汚れの少ない面を選び、なるべく平らな部分を切り出すようにします。
角や折り目の部分は歪みやすいため、平らな面積が広く取れる側面や底面を活用すると仕上がりが安定します。
アルミホイルやコピー用紙についても、料理や梱包で余った分を少量使う程度であれば、新たに購入する必要がない場合も多いです。
のりやガムテープも文房具として常備されていることが多く、実質的な出費なしでレフ板一式をそろえられるケースも珍しくありません。
このように、家庭にある廃材や余り物を組み合わせるだけでも十分に実用的なレフ板が作れます。
次のステップでは、実際の作り方の手順について具体的に見ていきます。
作り方はカット・貼り付け・縁の処理の3ステップで完結する
レフ板の自作は、カット・貼り付け・縁の処理という3つの工程を基本に進めることができます。
難しい技術は必要なく、家庭にある道具で十分に仕上がります。
ここでは実際の手順を、順を追って具体的に見ていきます。
| 工程 | 内容 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 1. カット | ダンボールをA3程度に切り出す | 2〜3分 |
| 2. 貼り付け | のりを伸ばして紙・ホイルを貼る | 2〜3分 |
| 3. 縁の処理 | はみ出しを折り返してテープで固定 | 1〜2分 |
ダンボールをA3程度に切り出して平らな面を表にする
まずはダンボールを、物撮り用として扱いやすいA3程度(297×420mm程度)の大きさに切り出します。
カット作業はカッターマットと金属定規を使い、刃の進行方向に手や体を置かない姿勢で行うことが大切です。
刃を手前に強く引く動作は滑りやすく指を傷つける可能性があるため、力を入れすぎず少しずつ切り進めるようにします。
お子さんが作業する場合は、必ず大人が同席して見守るようにしてください。
切り出したダンボールは、折り目や角のない平らな部分を表面として使います。
表面が波打っていたり凹みがあったりすると、紙やホイルを貼ったときに光の反射面もゆがんでしまうため、なるべく平滑な面を選ぶことが仕上がりのポイントです。
のりを全面に薄く伸ばしてから紙やホイルを一気に貼る
のりはダンボールの全面に薄く均一に伸ばし、乾く前に紙やアルミホイルを一気に貼り付けます。
少しずつ貼っていくとシワや空気の入りが目立ちやすいため、端から一気に押さえていく方が仕上がりがきれいになります。
広い面をシワなく貼りたい場合はスプレー糊が扱いやすく、比較的均一な仕上がりになる傾向にある接着方法です。
ただしスプレー糊は可燃性ガスを含むため、火気のない場所で窓を開けるなどしっかり換気しながら使用することが重要です。
暖房器具やコンロの近くで噴霧するのは避けてください。
アルミホイルを貼る際は、一度軽くクシャッとさせてから広げて使うと反射が和らぎ扱いやすくなります。
この工程については次の見出しで詳しく触れますが、貼り付けの段階でも意識しておくと仕上がりが安定します。
紙やホイルを貼ったあとは、手のひらで中央から外側に向けて空気を押し出すように軽くなでると、浮きや波打ちを抑えられます。
はみ出した部分は裏面へ折り返してガムテープで固定する
紙やホイルはダンボールよりひと回り大きめに用意しておき、はみ出した部分を裏面に折り返してガムテープで留めます。
表面の縁がめくれにくくなり、持ち運びや使用中の劣化を抑えられます。
折り返す際は角の部分を三角に畳むようにすると、余分な厚みが出にくくすっきり仕上がります。
ガムテープは幅のあるものを使うと、少ない枚数でもしっかり固定できて扱いやすいです。
縁の処理を丁寧に行っておくと、繰り返し使ってもホイルや紙が剥がれにくくなります。
この一手間が見た目の仕上がりだけでなく耐久性にも直結するため、面倒でも省略しない方が安心です。
2枚をテープで蝶番状につなげば自立するレフ板になる
1枚のままでは自立させにくいため、同じサイズのダンボール板をもう1枚用意し、縁同士をガムテープでつなげて蝶番のようにする方法があります。
開いて自立させれば、撮影中に手で支える必要がなくなり両手が使えるようになります。
つなぎ目のテープは表と裏の両面から貼ると、開閉を繰り返しても外れにくくなります。
開く角度によって自立の安定感が変わるため、実際に立てて調整しながら好みの角度を見つけるとよいでしょう。
片面を白い紙、もう片面をアルミホイルにしておけば、開いたときにどちらの面を使うか選べる構成になります。
用途に応じて向きを変えるだけで、柔らかい光と強めの光を使い分けられる点も、この形にする利点のひとつです。
白い紙は柔らかい光、アルミホイルは強い光と使い分ける

レフ板に貼る素材は、白い紙とアルミホイルで反射する光の質がはっきり変わります。
白い紙は光をやわらかく拡散させ、アルミホイルは鏡のように光をまとめて跳ね返す性質があるため、被写体や仕上げたい印象に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、それぞれの得意分野と組み合わせ方を具体的に見ていきます。
自然な明るさを足したい人物やテーブルフォトは白いコピー用紙が向く
白いコピー用紙を貼った面は、光をやわらかく拡散させながら反射するため、自然な明るさをふんわり足したいシーンに向いています。
人物の顔まわりやテーブルフォトのように、光にムラがあると不自然に見えてしまう被写体で扱いやすい面です。
例えば窓際で人物を撮る場合、顔の影になっている側に白面のレフ板を向けるだけで、影がやわらかく持ち上がり、肌の質感が硬くならずに写ります。
料理やお菓子を撮るテーブルフォトでも、皿やカップの陰になった部分にほんのり明るさを足せるため、全体の印象が優しくなります。
白い紙は反射がおだやかな分、光量そのものはそれほど強くありません。
そのため、影をしっかり明るくしたい場面よりも、光の差をなだらかにならしたい場面で力を発揮する面と考えるとわかりやすいです。
影を強く消したい物撮りやアクセサリー撮影はアルミホイルが効く
アルミホイルを貼った面は鏡面反射に近い性質を持ち、影を強く明るくしたい物撮りやアクセサリー撮影で効果を発揮します。
金属や宝飾品のように光を反射しやすい被写体は、白い紙だけでは陰影が残りやすく、アルミ面のほうが影の底までしっかり明るさを届けやすくなります。
小さなアクセサリーやボトル、雑貨などの物撮りでは、被写体の反対側からアルミ面を近づけるだけで、影になっていた部分に立体感のある明るさが戻ってきます。
白い紙よりも反射光が強いため、少し離した位置から当てても効果を感じやすい点も扱いやすさにつながります。
ただしアルミ面は反射が強い分、光源の形やムラがそのまま映り込みやすい面でもあります。
人物やペットの顔に長時間強い反射を向けることは避け、物撮りなど反射の強さが活きる被写体を中心に使うと安心です。
両面に白とアルミを貼れば1枚で2通りの光が作れる
ダンボール1枚の両面に白い紙とアルミホイルをそれぞれ貼っておくと、1枚で柔らかい光と強い光の2通りを使い分けられます。
撮影のたびに別の板を用意する手間がなく、向きを変えるだけで済むのが大きな利点です。
例えば同じテーブルフォトでも、やわらかい印象にしたい日は白面、質感をくっきり出したい日はアルミ面と、その場で選び直せます。
人物撮影とアクセサリー撮影が同じ日にある場合でも、板を1枚持ち歩くだけで両方に対応できる手軽さがあります。
用途で迷ったときは、まず白面を試してから、影の残り方を見てアルミ面に切り替える流れがわかりやすいでしょう。
以下に、面ごとの向き不向きを簡単にまとめます。
| 面の種類 | 光の質 | 向いている被写体 |
|---|---|---|
| 白いコピー用紙 | やわらかく拡散した光 | 人物、テーブルフォト |
| アルミホイル | 強めで鏡面に近い光 | 物撮り、アクセサリー |
黒い紙を貼った面を足すと締まりのある陰影も演出できる
白とアルミに加えて黒い紙を貼った面を用意すると、光を吸収して影を締める使い方もできます。
黒面は明るさを足す面ではなく、反射光を減らして陰影を強調するための面である点を、白面やアルミ面と混同しないよう意識しておくとよいでしょう。
例えば被写体の片側だけをしっかり引き締めたい場合、明るくしたい面には白やアルミ、陰影を残したい面には黒い紙という組み合わせが考えられます。
立体感を強めたいときや、あえてコントラストを効かせた雰囲気に仕上げたいときに役立つ選択肢です。
3枚目のダンボール板を用意して黒い紙を貼っておけば、白・アルミ・黒の3種類を状況に応じて使い分けられる構成になります。
まずは白とアルミの2面から始めて、余裕があれば黒面を追加していく形で無理なく揃えていくとよいでしょう。
アルミホイルは軽くクシャッとさせてから貼ると光が均一になる
アルミホイル面をきれいに仕上げるコツは、貼る前に一度クシャッと丸めてから広げることです。
ピンと張ったままの平らな状態で貼ると、反射光が一点に集中してギラつきやすくなります。
ひと手間かけてシワを入れるだけで、光の当たり方がやわらかく変化します。
シワをつけると反射光が拡散してギラつきが和らぐ
アルミホイルは表面が滑らかなほど鏡のように光をまとめて反射する性質があります。
そのため平らなまま貼ってしまうと、光源の形がそのまま被写体に映り込んだり、一部だけ白飛びしたような強い反射になったりすることがあります。
そこで役立つのが、貼る前にホイルを軽く丸めてシワを入れておく方法です。
表面に細かい凹凸ができることで反射の向きが分散し、光が面全体にふんわり広がるようになります。
シワの強さによっても印象が変わり、ごく軽く丸めた程度なら艶のある反射に近く、しっかり揉み込むと拡散が強まってより柔らかな光になります。
仕上げたい雰囲気に合わせて、丸め方の強弱を試してみるとよいでしょう。
ただし丸めすぎて破れてしまうと反射面に穴ができてしまうため、力を入れすぎないように加減しながら広げていくことが大切です。
光沢面より艶消し面を表にすると硬さが抑えられる
市販のアルミホイルには、片面がつやのある光沢面、もう片面がややくすんだ艶消し面になっているものが多く見られます。
レフ板として使う場合は、この艶消し面を表にすると反射がやわらぎやすくなります。
光沢面は鏡面反射に近く、光をそのまま跳ね返す力が強い分、被写体に当たったときの印象も強めに出やすい傾向があります。
人物やペットなど、反射をきつく感じさせたくない被写体では、艶消し面を選ぶと扱いやすくなります。
一方で、物撮りやアクセサリーなどしっかり陰影を締めたい場面では、あえて光沢面を表にして強めの反射を活かす使い方も考えられます。
用途によって面を使い分ける発想を持っておくと、一枚のレフ板でも表現の幅が広がります。
一枚モノで貼れば継ぎ目の線が写り込まない
アルミホイルを貼るときは、できるだけ一枚の大きさでダンボール全体を覆うように貼るのがポイントです。
ホイルを何枚も継ぎ足して貼ると、つなぎ目の段差や線が反射光に影響し、被写体にうっすらとした筋が映り込むことがあります。
市販のアルミホイルはロール状で幅広に販売されているものが多いため、A3程度のダンボールであれば一枚で足りる場合がほとんどです。
あらかじめダンボールのサイズより一回り大きめに切り出しておくと、貼るときの余裕ができて作業がしやすくなります。
もし一枚では足りずに継ぎ足しが必要になった場合は、つなぎ目をできるだけ目立たない位置に寄せたり、重なりを大きめに取ったりする工夫が有効です。
継ぎ目部分は特に段差ができやすいので、貼ったあとに手のひらで軽く押さえてなじませておくと安心です。
貼る前に空気を抜いて段ボールの段差を目立たせない
ホイルを貼る際は、糊を伸ばしたあとに空気を抜きながら密着させることも仕上がりを左右する大切な工程です。
空気が入ったまま貼ってしまうと、ダンボールの波打った段の形がホイルの表面に浮き出てしまい、反射のムラにつながります。
作業の手順としては、まず中央から外側へ向かって手のひらでなでるように押さえ、空気を少しずつ端へ逃がしていく方法が扱いやすいです。
一度に強く押さえるのではなく、少しずつ範囲を広げながら密着させるのがコツです。
勢いよく一気に貼り付けると空気が中に閉じ込められやすく、その後の浮きやシワの原因になる可能性があるため、段階的に進めることが仕上がりの向上につながります。
下の表に、貼り方による仕上がりの違いを簡単にまとめました。
作業前の目安として参考にしてみてください。
| 貼り方 | 仕上がりの特徴 |
|---|---|
| ピンと張ったまま貼る | 反射が強く、光源の形が映り込みやすい |
| 軽くクシャッとさせて貼る | 反射が拡散し、柔らかい光になりやすい |
| 一枚モノで空気を抜きながら貼る | 継ぎ目や段差が目立たず、均一な反射になりやすい |
こうした細かな工夫を積み重ねることで、同じダンボールとアルミホイルを使ったレフ板でも、反射のなめらかさに差が出てきます。
仕上げの数分をていねいに扱うだけで、使い勝手のよい一枚に近づけることができます。
サイズは物撮りならA3前後、人物撮影なら大判が使いやすい

レフ板のサイズは、撮りたい被写体の大きさに合わせて選ぶことで扱いやすくなる傾向があります。
大きすぎると持ちにくく、小さすぎると光が回りきらないため、用途ごとの目安を知っておくと自作の段階で迷いが減ります。
ここでは撮影シーン別にちょうどよいサイズ感を整理していきます。
小物やアクセサリーはA4〜B5の手持ちサイズで足りる
指輪やピアスといった小さなアクセサリー、文房具のような小物を撮る場合は、A4〜B5程度のコンパクトなレフ板で十分に対応できます。
被写体そのものが小さいため、光を返す範囲もそれほど広くなくても影の明るさを整えやすいのが理由です。
片手で持ちながらもう片方の手でシャッターを切るような撮り方をする人にとっても、この手のひらサイズは扱いやすいサイズといえます。
ダンボールの切れ端を使えば材料もほぼ余らせずに作れます。
ただし小さい分だけ被写体との距離が近くなりすぎると、影が消えるどころか強い光が一点に集中してしまうことがあります。
近づけすぎず、適切な距離を保って光を返すよう意識すると、より効果的な結果が期待しやすくなります。
料理や商品撮影は30cm×42cm前後が扱いやすい
テーブルの上に並んだ料理や、雑貨・コスメといった商品撮影では、A3に近い30cm×42cm前後のレフ板が使いやすいサイズになります。
皿やパッケージ全体を包み込むように光を返せるため、手前の影がやわらぎ質感が伝わりやすくなります。
このサイズはダイニングテーブルの上でも取り回しやすく、片手で立てかけながら撮影する場合にも過不足がありません。
両面に白紙とアルミホイルを貼った標準構成であれば、1枚で柔らかい光と強めの光を使い分けられます。
撮影スペースが限られているキッチンやカフェのテーブルでも、このくらいのサイズなら置き場所に困りにくいのも扱いやすいと感じるポイントです。
人物のバストアップは60cm以上の大判を用意する
人物の顔まわりやバストアップを撮る場合は、60cm以上の大判サイズを用意すると顔全体にまんべんなく光を回しやすくなります。
被写体より大きなレフ板ほど光が柔らかく広がるため、顔の下にできやすい影を明るめに整えたいときは大判が向いています。
逆にレフ板が小さすぎると、顔の一部にしか光が返らず不自然な明暗差が出てしまうことがあります。
人物撮影では白紙面を優先し、まぶしさを感じさせない距離感で光を当てることも意識したい点です。
大判のダンボールを用意するのが難しい場合は、A3サイズを2枚テープでつなぎ合わせて広さを確保する方法も選択肢になります。
持ち運ぶなら折りたたみ式にしてカバンに収める
外出先での撮影に使いたい場合は、2枚のダンボールを蝶番のようにテープでつないで折りたためる形にしておくと持ち運びが楽になります。
広げれば大判、たためば半分の面積になるため、カバンやリュックの隙間にも収まりやすくなります。
下の表は、被写体別のサイズ目安を簡単にまとめたものです。
作るときの参考にしてみてください。
| 被写体 | サイズ目安 |
|---|---|
| アクセサリー・小物 | A4〜B5程度 |
| 料理・商品撮影 | 30cm×42cm前後 |
| 人物のバストアップ | 60cm以上の大判 |
折りたたみ式にする場合も、角のテープ処理をしっかり行っておくと持ち運び中に紙面が擦れて傷むのを防ぎやすくなります。
使う場面を想像しながらサイズと携帯性のバランスを決めていくと、無駄のない一枚に仕上がります。
接着はスプレー糊が最もきれいで、のりとテープは用途で選ぶ

ダンボールに白紙やアルミホイルを貼るときの接着剤は、スプレー糊を使うと面全体を比較的均一にきれいに仕上げやすいです。
とはいえスプレー糊がいつでも正解というわけではなく、貼る面の広さや手元にある道具によって、スティックのりや両面テープ、ガムテープを組み合わせる方が効率よく仕上がる場合もあります。
ここでは接着方法ごとの向き不向きを整理していきます。
広い面をシワなく貼るならスプレー糊が仕上がりに差が出る
A3程度の広い面に紙やアルミホイルを貼る場合、スプレー糊は表面全体に均一な粘着層を作れるため、部分的な浮きやシワが出にくいのが特徴です。
液体のりのように一点に糊が集中することがなく、薄く広く吹き付けられる点が仕上がりの差につながります。
使い方としては、ダンボール側にスプレーを吹き付けてから紙やホイルを一気に置き、中心から外側へ手のひらで撫でるように空気を抜いていくときれいに仕上がります。
シワや気泡が比較的出にくく貼りやすいのがスプレー糊の利点です。
ただしスプレー糊は可燃性のガスを使用している製品が多く、扱い方には注意が必要です。
火気のない場所で、十分な換気をしながら使用してください。
締め切った室内での使用や、暖房器具・コンロの近くでの噴霧は避け、屋外やベランダなど風通しのよい場所での作業が安心です。
吹き付けた直後は接着力が強く出るタイミングがあるため、位置を決めてから一気に貼り合わせるようにすると、貼り直しによるシワの発生を防ぎやすくなります。
スティックのりは手軽だが紙が波打ちやすい
スティックのりは手に入りやすく、屋内でも気軽に使える接着方法です。
ただし塗った部分の水分でダンボールや紙がわずかに反り返り、乾いたあとに波打った状態になりやすい点は覚えておきたいポイントです。
特にA3サイズのような広い面を一度に塗ろうとすると、塗りムラができやすく、乾燥する速さの違いから凹凸が目立つ場合があります。
小さめのA4〜B5サイズや、部分的な補修に使うと扱いやすさが活きてきます。
波打ちを抑えたいときは、一度に大量に塗らず薄く重ね塗りする、貼ったあとに重しを乗せて平らな状態のまま乾かす、といった工夫が効果的です。
仕上がりの平滑さよりも手軽さを優先したい場面に向いた方法といえます。
両面テープは四隅と中央に配置してたわみを防ぐ
両面テープは液体のりのような乾燥待ちが不要で、貼ってすぐに固定できる手軽さが魅力です。
ただし面全体に均一に貼るのが難しいため、テープを置く位置に工夫が必要になります。
基本の配置は次のとおりです。
- 四隅にそれぞれ一片ずつ貼る
- 中央にも一片を追加してたわみを防ぐ
- 大判サイズの場合は縦横の中間にも補助的に貼る
四隅だけで固定すると中央部分がふくらみ、光を反射させたときに面がゆがんで映り込んでしまうことがあります。
中央にもテープを配置しておくことで、面のたわみを抑えやすくなります。
両面テープは接着力にばらつきがある製品も多いため、貼り付け後に指の腹でしっかり押さえて密着させると剥がれにくくなります。
ガムテープは縁の補強と裏面の固定に回す
ガムテープは接着面としてよりも、はみ出した紙やホイルを裏面へ折り返して固定する縁処理の役割で活躍します。
縁をしっかりテープで押さえておくと、持ち運び中に紙がめくれるのを防げます。
特にアルミホイルは端がめくれやすく、めくれた部分から光が不規則に反射してしまうことがあります。
裏面に折り返した端をガムテープで一周ぐるりと押さえておくと、表面の平らさを保ちやすくなります。
また、2枚のダンボールを蝶番のようにつなげて自立式にする際の接続部分にも、ガムテープは向いています。
強度のある布タイプのテープを選ぶと、開閉を繰り返しても切れにくく扱いやすくなります。
| 接着方法 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| スプレー糊 | A3など広い面を均一に貼りたいとき | 換気と火気管理が必要 |
| スティックのり | 小さめサイズや部分的な補修 | 紙が波打ちやすい |
| 両面テープ | すぐに固定したいとき | 四隅と中央への配置が必要 |
| ガムテープ | 縁の処理や裏面固定、蝶番部分 | 接着面全体には不向き |
ダンボール以外ならプラダン・スチレンボード・厚紙が代用になる
ダンボールが手元にないときでも、プラダンやスチレンボード、厚紙を使えば同じ仕組みのレフ板を作れます。
素材によって重さや水への強さ、表面の滑らかさが異なるため、撮影シーンや持ち運び方に合わせて選ぶと使い勝手が良くなります。
ここではダンボール以外の代用素材を、それぞれの特徴とあわせて紹介していきます。
軽くて水に強いプラダンはセリアやダイソーで手に入る
プラダンはプラスチック製の板で、ダンボールのような波形の芯を薄いプラスチックで挟んだ構造をしています。
紙製のダンボールと違って水濡れに強く、屋外や水回りでの撮影でもへたりにくいのが特徴です。
セリアやダイソーなどの100円ショップでも取り扱いがある場合があり、手軽に入手できる選択肢のひとつになります。
軽量なので大判サイズを作っても持ち運びの負担が少なく、片手で構えながら撮影する場面にも向いています。
ただし表面がつるつるしているため、のりの種類によっては接着力が弱くなることがあり、両面テープやスプレー糊など密着しやすい方法を選ぶと安心です。
切断面が鋭くなりやすいので、カット後は縁をテープで覆っておくと安全性が向上します。
子どもが加工に関わる場合は、必ず大人が付き添って作業するようにしてください。
白くて平滑なスチレンボードはそのままレフ板として使える
スチレンボードは発泡スチロールの両面に紙を貼った板状の素材で、表面がもともと白く平滑に仕上げられています。
そのため紙を貼る手間をかけずに、購入後すぐにレフ板として利用しやすい利点があります。
画材店や文具店、ホームセンターなどで見かけることが多い素材です。
表面が平らなぶん、アルミホイルを貼る場合もシワが目立ちにくく、仕上がりがきれいになりやすい傾向があります。
一方で厚みがある分、力を加えると折れやすい面もあるため、持ち運ぶ際は角をぶつけないよう気をつけたいところです。
白い面をそのまま使うだけでも十分な反射効果が期待できるため、加工の手間を減らしたい人にとっては扱いやすい素材といえます。
大判が必要ならサインシティの大判スチレンボードが選択肢になる
人物撮影など被写体より大きめのレフ板を用意したい場合、市販の大判スチレンボードを選ぶという方法もあります。
サインシティでは大判サイズのスチレンボードを扱っている場合があり、自分で複数枚を継ぎ合わせる手間を省ける点が利点です。
大判素材は一枚あたりの面積が広いため、光を柔らかく回したいときに扱いやすくなります。
ただし持ち運びには相応の大きさが必要になるので、撮影場所までの移動手段や保管スペースもあわせて考えておくと安心です。
購入を検討する際は、サイズや価格、取り扱い状況が変わることもあるため、最新の情報は公式サイトや店頭で確認してから選ぶようにしましょう。
急ぎのときはコピー用紙や白い画用紙だけでも効果はある
板状の素材を用意する時間がないときは、白いコピー用紙や画用紙をそのまま使うだけでも一定の効果が見込めます。
板に貼っていない分、腰の弱さはありますが、被写体のすぐそばに立てかけるだけで影の側に光を回すことができます。
複数枚を重ねて厚みを持たせたり、クリップで本や箱に挟んで固定したりすると、簡易的ながら安定した状態で使えるようになります。
ちょっとした物撮りやメモ的な撮影であれば、この方法だけでも十分に役立つ場面があります。
- プラダン:軽量で水に強く、屋外向き
- スチレンボード:白く平滑でそのまま使える
- 大判スチレンボード:人物撮影など広い面が必要なときに便利
- コピー用紙・画用紙:材料がないときの応急的な選択肢
本格的に使い込みたい場合は板状の素材、とにかく急ぎたい場合は紙だけで済ませるというように、状況に応じて手元にあるもので柔軟に対応できるのもレフ板の作りやすさのひとつです。
自作レフ板でも影は十分に起こせて物撮りなら実用に耐える

手作りの段ボールレフ板でも、影の明るさを調整する機能を発揮することができます。
レフ板は光を反射して影側に回すだけの単純な仕組みなので、素材が段ボールであっても原理は市販品と変わりません。
特に物撮りのように被写体との距離が近い撮影では、手作りレフ板の効果を実感しやすい場面が多くあります。
ボトルや小物撮影では影が明るくなり質感が出る
ガラス製のボトルや金属のアクセサリーなど、質感を伝えたい被写体には自作レフ板が向いています。
光源とは反対側にレフ板を置くと、影になっていた部分に反射光が回り込み、素材のつやや透明感が浮かび上がりやすくなります。
アルミホイル面を使うと反射光の強さがはっきり出るため、金属の輝きやガラスの透け感を引き立てたいときに扱いやすい面です。
一方で白い紙面を使うと、影を柔らかく持ち上げる仕上がりになります。
被写体との距離や角度によって反射の強さが変わるため、少しずつ位置を動かしながら影の出方を確認する作業が欠かせません。
置き方ひとつで質感の見え方が変わるのが、レフ板を使う面白さでもあります。
テーブルフォトは料理の手前側に置くだけで印象が変わる
テーブルフォトでは、料理の手前や斜め下あたりにレフ板を置くだけで手軽に扱えます。
真上から光が入る場面では、料理の下側にできやすい影が気になることがありますが、白い紙面のレフ板を差し込むだけで印象がやわらぎます。
特に立体感のある食材やカトラリーの陰影は、レフ板の有無で見え方が変わりやすい部分です。
手のひらサイズの小さなレフ板でも、テーブルフォトなら十分に役立つ場面が多くあります。
皿の縁に立てかけたり、片手で軽く添えたりするだけで使えるため、撮影のたびに大掛かりな準備をしなくて済むのも扱いやすい点です。
ペットや人物では顔の下の影が薄まりレタッチが減る
ペットや人物の撮影では、顔の下側にできる影が気になることがあります。
胸元あたりからレフ板を差し込み、白い紙面で光を返してあげると、その影がやわらぎやすくなります。
影が薄まることで、撮影後に明るさを調整する手間が減るのも助かる点です。
特に自然光での撮影では、光の入り方によって顔の下に濃い影ができやすいため、レフ板を一枚添えるだけで表情の印象が変わることがあります。
ただし、アルミホイル面の強い反射光を人物やペットの顔に近づけすぎるのは避け、白面を優先して使うと安心です。
反射が強すぎると、まぶしさを感じさせてしまうことがあります。
耐久性と自立性は市販品に劣るため使い捨て前提で考える
段ボールで作ったレフ板は、湿気や折り曲げに弱く、繰り返し使ううちに角がへたってきます。
自立式のスタンドが付いた市販品と比べると、そのままでは自立しにくく、クリップや箱を使って角度を固定する工夫が必要になります。
そのため、自作レフ板は長く使い続ける道具というより、必要なときに手早く作って使い切る前提で考えるとしっくりきます。
傷んできたら気軽に作り直せる気軽さも、段ボールならではの利点です。
厚みの薄い段ボールは撮影中にたわみやすい傾向があり、倒れて被写体に当たると破損につながる可能性があるため、無理に自立させず、安定した場所に立てかけて使うようにしましょう。
| 比較項目 | 自作レフ板(段ボール) | 市販の自立式レフ板 |
|---|---|---|
| 耐久性 | 湿気や折り曲げに弱い | 繰り返し使う前提の作り |
| 自立性 | クリップや箱で固定が必要 | スタンドで自立しやすい |
| コスト | 身近な材料で作れる | 購入費がかかる |
| 向いている使い方 | 短期・使い捨て前提 | 長期的に繰り返し使う場面 |
使い方は光源の反対側に45度で当てるのが基本になる
レフ板の効果を引き出しやすい置き方は、光源の反対側から、被写体の影に向かって約45度程度の角度で光を返すことが目安です。
角度や距離を大まかに覚えておくだけで、同じレフ板でも仕上がりの印象がぐっと変わります。
ここでは実際の置き方や固定の工夫を具体的に見ていきます。
窓や照明の反対側に置いて影の濃い面へ光を返す
まず基本の考え方として、光が当たってくる方向とレフ板を置く方向は反対側になります。
窓から光が入っているなら、被写体を挟んで窓の反対側にレフ板を構える形です。
このとき狙うのは、被写体にできている影の濃い部分にレフ板の反射光を返すことです。
影の濃い側にだけ光を足すイメージを持つと、置き場所に迷いにくくなります。
角度は真正面から反射させるのではなく、45度程度に傾けるとちょうどよい返り方になりやすいです。
真横すぎたり真下すぎたりすると光が届かず、せっかくのレフ板が働かないまま終わってしまいます。
窓辺で撮影する場合は、レフ板の位置を少しずつ動かしながら、影がどう変わるかを確認する時間を取ると失敗が減ります。
被写体に近づけるほど反射光は強くなる
レフ板と被写体の距離も、仕上がりを左右する要素です。
距離を縮めるほど反射光の量が増え、影の明るさが変わりやすくなります。
物撮りやテーブルフォトのように被写体が小さい場合は、レフ板をできるだけ被写体に寄せると、柔らかい光が影側にしっかり回り込みます。
逆に人物撮影のようにある程度距離を取りたい場面では、大判のレフ板を選ぶことで同じような効果を保ちやすくなります。
ただし近づけすぎると、レフ板そのものが写真の中に写り込んでしまうことがあります。
ファインダーやモニターで画角を確認しながら、映り込まないぎりぎりの位置を探る作業が欠かせません。
アルミ面を使う場合は反射が強く出やすいため、被写体や人の顔に近づけすぎると眩しさを感じさせたり不快感につながる可能性があるため注意が必要です。
人物やペットに使うときは白い面を優先し、アルミ面は物撮りなど短時間の使用にとどめておくと安心です。
床置きなら本や箱に立てかけて角度を固定する
スタンドを用意していない場合、レフ板は本や空き箱に立てかけて角度を固定する方法が手軽です。
ちょうどよい厚みの本を数冊重ねれば、簡易的な角度調整台としても使えます。
立てかける際は、レフ板が滑って倒れないよう、下側に少し重みのあるものを置いておくと安定します。
段ボール製のレフ板は軽い分、風や振動で倒れやすいため、テーブルフォトのように被写体の近くに置く場面ではとくに気をつけたいポイントです。
床置きで撮影する場合は、レフ板の下端がぐらつかないよう、平らな場所を選ぶことも大切です。
- 本や雑誌を重ねて傾斜をつくる
- 空き箱の側面に立てかけて固定する
- 倒れ防止に下部へ軽い重しを添える
クリップやマスキングテープで手を空けて撮影する
片手でレフ板を持ちながらもう片手でシャッターを切るのは、実際にやってみると想像以上に大変です。
三脚を使う場合はとくに、両手を自由に使える状態にしておくと作業がスムーズになります。
そこで役立つのが、クリップやマスキングテープを使った簡易固定です。
テーブルの端やイーゼル代わりの箱にクリップで留めれば、角度を保ったまま両手を空けられます。
マスキングテープは跡が残りにくいため、テーブルや壁面に一時的に固定したいときに扱いやすい素材です。
撮影が終わったらすぐにはがせるので、後片付けの手間もかかりません。
こうした小さな工夫を積み重ねることで、自作のレフ板でも安定した角度で光を返し続けられるようになります。
道具そのものは簡易的でも、置き方と固定の工夫次第で撮影のしやすさは大きく変わってきます。
繰り返し使うなら市販の自立式レフ板に切り替えたほうが早い

撮影のたびにダンボールで作り直す手間を考えると、頻繁に撮影する人は市販の自立式レフ板への切り替えを検討することで、効率が向上する可能性があります。
自作は材料費が安く仕組みを理解するのに向いていますが、耐久性や自立のしやすさでは市販品に一歩譲ります。
ここでは通販で探す際の選択肢を簡単に紹介します。
| 選択肢 | 販売元 | 特徴 |
|---|---|---|
| 商品撮影のレフ板4枚(自立式あり) | 通販ショップ | 30cm×42cm前後の大きめサイズで自立式が含まれるセット |
| 楽天市場(レフ板の通販) | 楽天市場 | 取り扱い件数が多く価格比較やレビューで検討しやすい |
| Amazon | Amazon | 買い物で届くダンボールを自作素材として流用できる |
商品撮影のレフ板4枚(自立式あり)
物撮り用としてはかなり大きめの30cm×42cmサイズが用意されている点が、このセットの特徴として挙げられます。
テーブルフォトや小物撮影で使う場合、被写体より一回り大きい面積を確保しやすく、光を柔らかく回しやすくなります。
自立式が含まれているため、クリップやマスキングテープで角度を固定する工程を省ける場合があります。
撮影のたびに固定作業をしていた人にとっては、この点が作業時間の短縮につながります。
他社品と違い光を逃がさず被写体にしっかり反射させるとうたわれている点も、選ぶ際の目安になります。
4枚セットのため、片方は白面、もう片方は影を締める面として使い分けるといった運用もしやすくなります。
ただし自立の安定感や耐久性は使用環境によって差が出やすい部分です。
最新の情報は公式サイトや販売ページでご確認ください。
楽天市場(レフ板の通販)
楽天市場では「レフ板」の取り扱いが7409件ほどあり、幅広い選択肢の中から検討できる点が特徴です。
価格比較やランキング、レビューを見比べながら、自分の撮影スタイルに合うサイズや形状を探しやすくなっています。
ポイント取得やセール、送料無料の商品が多数見られる場合もあり、複数店舗を横断して比較できるのは通販ならではの利点です。
同じ自立式レフ板でも店舗によって仕様の説明が異なるため、レビューを参考にすると選びやすくなります。
写真だけで質感や大きさを判断すると、届いてから想像より小さい場合があるため、サイズ表記は必ず確認しておくことをお勧めします。
迷ったときはランキング上位から候補を絞り込み、レビューで自立のしやすさや素材の質感をチェックする流れが検討しやすい方法です。
Amazon
Amazonは市販のレフ板を探す場としてだけでなく、買い物で届いたダンボールの底板を自作素材として流用できる点でも活用しやすい通販サイトです。
梱包材をそのまま捨てずに再利用すれば、材料費をかけずにレフ板を用意できます。
頻繁に通販を利用する家庭であれば、届いた箱の平らな部分を選んでカットするだけで、ちょうど良い厚みのダンボールが手に入りやすくなります。
手元に材料がないときの応急的な選択肢として参考にすると便利です。
一方で撮影頻度が増えてきた場合は、同じAmazon内で自立式のレフ板を探して切り替える方法もあります。
自作と市販を状況に応じて使い分けることで、無理なく撮影環境を整えやすくなります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
- レフ板は、ダンボール・アルミホイル・白いコピー用紙などを使い5〜10分程度で自作できる
- 作り方は、ダンボールをカットし片面に白紙・もう片面にアルミホイルを貼り、縁をテープ処理する3ステップで完結する
- 白い面は柔らかい光、アルミホイル面はコントラストの高い強い光になり、被写体や撮りたい雰囲気に応じて使い分ける
- アルミホイルは軽くクシャッとさせてから貼ることで、反射のギラつきが和らぎ光が均一になりやすい
- サイズは、物撮りならA3前後、小物なら手のひら〜A4程度、人物撮影なら大判が目安になる
- 接着は、スプレー糊を基本としつつ、換気と火気のない環境で使うことが前提になる
- ダンボール以外にも、プラダンやスチレンボード、厚紙・コピー用紙が代用として役立つ場合がある
- 自作レフ板でも、物撮りやテーブルフォトなどでは影の明るさを調整する道具として実用に耐える
- 使い方は、光源の反対側から45度程度の角度で影側に光を返すのが基本になる
ダンボールとアルミホイル、白い紙があれば、レフ板は思っているよりも手軽に自作できるアイテムです。
特別な道具をそろえなくても、家にあるものを組み合わせるだけで、撮影の印象を少し変えてくれる存在になってくれます。
大切なのは、レフ板が「影を消す道具」ではなく「影の明るさを調整する道具」であるという点です。
白い面とアルミホイル面をうまく使い分けることで、被写体や撮りたい雰囲気に合わせた光の調整がしやすくなります。
作業をするときは、カッターの扱いやスプレー糊を使う際の換気、火気からの距離など、安全に関わる部分だけは意識しておくと安心です。
特にお子さんが関わる場合は、大人が付き添いながら進めるようにしてください。
まずはA4やA3程度の扱いやすいサイズから、身近な材料で気軽に試してみてはいかがでしょうか。
実際に光を当ててみることで、自作レフ板の効果を体感しやすくなるはずです。
使い込むうちに「もっと大きいサイズが欲しい」「自立するタイプが欲しい」と感じたときは、市販のレフ板への切り替えを検討するのも一つの選択肢です。
用途や頻度に合わせて、無理のない形で光のコントロールを楽しんでみてください。
