「同じ時期にドラムを始めたのに、あの人はどんどん上手くなっていく…」そんな経験はありませんか?ドラムを練習していると、上達のスピードに差が出てくることに気づくことがあります。
じつはその差は、センスや才能だけではなく、練習の中身や考え方の違いから生まれていることが多いです。
この記事では、ドラム上達が早い人に共通する特徴を丁寧にひも解きながら、今日から取り入れられる実践的なヒントをお伝えします。
この記事でわかること
- ドラム上達が早い人に共通する思考習慣と行動パターン
- 練習の「量」より「質」を高めるための具体的な方法
- リズム感や音楽経験がどのように上達スピードに影響するか
- 上達を妨げる「やりがちなNG練習」とその改善策
ドラム上達が早い人に共通する「思考のクセ」とは

ドラムが上手くなるスピードは、練習時間の長さだけでは決まりません。
上達の速い人と遅い人を比べたとき、もっとも大きな違いとして浮かび上がるのが「考え方のクセ」です。
ここでは、ドラム上達が早い人が無意識のうちに持っている思考習慣について掘り下げていきます。
「なぜできないか」を言語化する習慣がある
上達が早い人は、うまく叩けなかったとき、ただ「もう一回やってみよう」とくり返すのではなく、「なぜできなかったのか」を自分の言葉で説明できるまで考えます。
たとえば「右手と左足のタイミングがずれた」「テンポが上がると右手がバタついてしまう」といった具合に、問題を細かく分解するのです。
これは一見地味な作業に思えますが、問題を言語化することで次の練習の目標が明確になります。
「なんとなく練習する」のではなく「この課題を今日中にクリアする」という目的意識が生まれ、練習の密度がぐっと上がります。
反対に、ただ何時間もドラムを叩き続けても、課題を把握しないまま同じミスをくり返すだけでは上達のスピードは伸び悩みます。
「できた」より「なぜできたか」を大切にする
成功したときも同じです。
「今日はうまく叩けた!」で終わらせず、「なぜうまくいったのか」を振り返る習慣が上達を加速させます。
スティックの角度を少し変えたら音が安定した、テンポを落として確認してから徐々に上げたらうまくいった、など、成功体験の再現性を高めることが重要です。
この「成功の言語化」ができるようになると、同じコツを別のフレーズや別の曲にも応用できるようになります。
上達が早い人は無意識のうちにこのプロセスを踏んでいることが多く、結果として短期間で幅広いテクニックを身につけていきます。
他の楽器経験・音楽経験が土台になっている
競合記事でも多く取り上げられている視点ですが、ピアノや吹奏楽などの音楽経験は、ドラム上達に有利に働く傾向があります。これは単なる「リズム感がある」という話だけではありません。
楽譜の読み方、音楽のテンポ感、フレーズの「まとまり」を感じ取る感覚など、音楽全般に共通する基礎力が土台として機能するからです。
たとえば、幼少期からピアノを習っていた人は、両手を別々に動かす感覚がすでに育っています。
ドラムでは手足を独立して動かす「4肢独立」が最初の大きな壁になりますが、こうした経験者はこの壁を乗り越えるのが早い傾向にあります。
また吹奏楽経験者は、「合わせる」感覚や「拍の頭をとらえる」能力が自然に身についているため、バンドアンサンブルに対応するスピードも速いです。
ただし、音楽経験がないからといって上達できないわけではありません。
大切なのは「経験の有無」よりも、これから紹介する練習の質と継続力です。
音楽未経験からドラムを始めて短期間で驚くほど上達する人もたくさんいます。
ドラム以外で「何かを習得した経験」がある
音楽に限らず、スポーツ・武道・ダンスなど、「反復練習によって技術を磨いた経験がある人」も上達が早い傾向があります。
これは脳が「練習の仕方」自体を学習しているからです。
練習して壁にぶつかり、試行錯誤して乗り越える、というサイクルを体で知っている人は、ドラムでも同じアプローチを自然に使えます。
スポーツ経験者の場合、体の使い方・脱力の重要性・反復練習の効果を体感で知っていることが多く、これがドラムのフォーム習得に活きてくるケースも多いです。
ドラム上達が早い人の「練習の質」はここが違う

上達の差を生む最大の要因は、練習の「量」ではなく「質」にあります。
同じ1時間の練習でも、内容によってまったく異なる成果が生まれます。
このセクションでは、上達が早い人が具体的にどのような練習をしているのかを掘り下げていきます。
メトロノームを使うのが「当たり前」になっている
上達が早い人の練習風景を見ると、ほぼ例外なくメトロノームを使っています。
ドラムはバンドの「時計」とも呼ばれるほど、安定したテンポキープが求められる楽器です。
メトロノームなしで練習することは、定規を使わずにまっすぐな線を引き続けるようなもので、いつの間にか自分のクセがついてしまいます。
特に初心者がやりがちなのが、できないフレーズを速いテンポのまま練習してしまうことです。速く叩けないなら、まずBPM(テンポ)を思い切り下げて、ゆっくり正確に弾けるテンポから始めるのが鉄則です。
上達が早い人はこれを知っていて、焦らずBPMを段階的に上げていきます。
具体的には、ある曲のフレーズをBPM100で練習するとして、最初はBPM60や70からスタートします。
完璧に叩けたらBPMを5ずつ上げていき、少しでも乱れたらまた下げる。
この「スモールステップの積み上げ」が、確実な技術として体に定着させるコツです。
「通し練習」より「分解練習」を優先する
曲をいつも最初から最後まで通して叩く練習をしている人と、苦手な部分だけを徹底的に練習する人では、上達スピードに大きな差が出ます。
上達が早い人は「苦手な小節だけを繰り返す」集中練習を惜しまないのが特徴です。
たとえば、Aメロは完璧に叩けているのにサビのフィルインがどうしても乱れるとします。
曲を通して叩いてしまうと、得意なAメロの練習時間が増えて苦手なサビの練習が相対的に少なくなります。
これでは弱点がいつまでも残ります。
「苦手箇所だけをループ再生のように練習する」という割り切りが、弱点を効率よくつぶしていきます。
また、長い曲を通して叩くのは「集中力のムラ」も生みやすいです。
分解して短い単位で練習することで、集中力を高い状態で維持しやすくなります。
練習の「密度」が違うのです。
録音・録画で客観的に自分を確認している
上達が早い人の多くが実践しているのが、自分の演奏を録音・録画することです。
演奏中は自分の音を客観的に聴けないため、「上手く叩けた」と思っていても、実際には音がバラバラだったり、テンポが揺れていたりすることがあります。
スマートフォンのボイスメモやカメラで簡単に録れる時代ですから、ぜひ積極的に使いましょう。
録音を聴いて「ここがずれている」「この音が弱い」と気づくことが、次の練習課題の発見につながります。
自分の演奏を客観視できる人は、修正サイクルが速く回るため、上達も加速します。
練習メニューを事前に決めてから叩き始める
スタジオや自宅の練習パッドの前に座って「さて何をやろうか」と考えてから始めるより、事前に「今日の練習メニュー」を決めてから臨む人の方が上達が早い傾向があります。
目標がないまま練習すると、得意なことばかりやってしまいがちで、苦手な部分の克服が後回しになります。
たとえば「今日は30分間、ハイハット・スネア・バスドラムの基本8ビートをBPM80から100まで確実に叩けるようにする」という具体的な目標を設定する。
これだけで練習の目的意識が格段に高まります。
練習日誌をつける習慣がある人も上達が早く、「昨日の課題を今日クリアする」という継続性が生まれやすいからです。
リズム感と体の使い方がドラム上達スピードを左右する

ドラムは全身を使う楽器です。
手足のリズム感はもちろん、体の使い方・脱力・フォームといった身体的な側面も、上達スピードに大きく影響します。
ここでは、上達が早い人の「体の使い方」に焦点を当てて解説します。
リズム感は「鍛えられるもの」と知っている
「リズム感は生まれつきのもの」と思っている人もいますが、これは大きな誤解です。
リズム感は、日々の訓練によって確実に伸ばすことができます。
上達が早い人は、ドラムを叩いていない時間でもリズムトレーニングを意識しています。
たとえば、音楽を聴くときに体でリズムをとる、歩くときに拍を意識する、手を使えない場面では足でビートを刻む、といった「日常の中のリズム練習」を自然に行っています。
こうした積み重ねが、体に染み込んだリズム感を育てます。
ドラムに触っていない時間さえも練習の延長として活用できるのが、上達が早い人の大きな特徴です。
具体的なトレーニング方法としては、メトロノームの音に合わせて手拍子をする、クラップ(手拍子)でリズムパターンを再現する、足でバスドラムのパターンだけを踏む練習などが有効です。
道具がなくてもできるため、移動中や休憩中にも取り入れられます。
「脱力」の重要性を早い段階で理解している
ドラムを始めたばかりの人がよくやってしまうのが、力みすぎてスティックをギュッと握りしめてしまうことです。これは音が硬くなるだけでなく、疲れやすくなり、テンポが乱れる原因にもなります。
上達が早い人は「脱力」の大切さを早い段階で習得しています。
スティックは「握る」のではなく「支える」イメージが正しく、指の腹でふんわりと持ちながら、スティック自体のリバウンド(跳ね返り)を活用して叩くのが基本です。
このリバウンドをうまく使えるようになると、速いテンポでも手が疲れにくくなり、音の粒もそろってきます。
脱力ができると演奏にも余裕が生まれます。
体が緊張していると耳で音楽を聴く余裕がなくなりますが、リラックスして叩けると音楽全体を「聴きながら演奏する」感覚が育ちます。
これはバンドアンサンブルに欠かせない能力です。
4肢独立の練習を地道に積み重ねている
ドラムの最大の特徴であり、初心者が最初にぶつかる壁が「4肢独立」です。
右手・左手・右足・左足がそれぞれ別のリズムを刻むこの動きは、最初はまるでパズルのようで、頭が混乱します。
しかしここで諦めず、地道に分解練習を積み重ねた人が上達していく傾向があります。
効果的な練習方法は「2肢ずつ組み合わせて練習する」ことです。
まず右手と右足だけを合わせる、次に右手と左足、右手と左手、というように組み合わせを変えながら少しずつ体に覚えさせていきます。
全部を同時に叩こうとせず、パーツを組み合わせていくイメージです。
また、足のコントロール(バスドラムやハイハットペダル)は手よりも習得に時間がかかる傾向があります。
テレビを見ながら足だけでビートを踏む「ながら練習」も、足の独立性を高めるのに意外と効果的です。
意識しなくても足が動くくらいに慣らすことで、手の動きに集中できるようになります。
フォームの基礎を最初にしっかり身につけている
スティックの持ち方(グリップ)や座る姿勢(セッティング)は、最初に正しく身につけることが非常に重要です。
間違ったフォームで何百時間も練習しても、あるレベルから先に進めなくなる「壁」が出てきます。
上達が早い人は、最初の段階でフォームの基礎をきちんと習得しています。
独学でやっている場合は特に注意が必要で、動画などを参考にしながら定期的に自分のフォームを確認する習慣をつけましょう。
できれば最初の数回だけでもドラム講師に見てもらうと、フォームの修正が早くできます。
正しいフォームは上達の天井を高くする土台になります。
上達スピードを上げる「継続力」と「環境づくり」の秘訣

才能や練習の質と同じくらい、いやそれ以上に大切なのが「継続」です。
ドラムは一朝一夕で上達する楽器ではなく、コツコツと積み上げた時間が必ず成果に変わります。
ここでは、上達が早い人がどのように継続力と環境を整えているかをご紹介します。
「毎日少し」の積み重ねが最強の練習法
週1回3時間練習するよりも、毎日20分練習する方が上達が早いというのは、多くのドラム講師が口をそろえて言うことです。
これは脳科学的にも理由があり、短期間に何度も反復することで記憶の定着率が高まる傾向があるからです。
筋肉の記憶(マッスルメモリー)も同様で、毎日少しずつ体に動きを刻み込む方が、まとめて長時間やるよりも体に残りやすいのです。
毎日ドラムセットが叩けない環境の人も多いかと思いますが、そんな場合は練習パッドや膝の上、机の上をスティックで叩くだけでも十分です。
大切なのは「毎日ドラムのことを考え、体を動かす」という習慣を切らさないことです。
5分でもいいので毎日続けることで、上達の基盤が育っていきます。
また、「練習のハードルを下げる」工夫も重要です。
スタジオに行かないと練習できない環境だと、どうしても練習回数が減ってしまいます。
家に練習パッドを用意しておく、スマートフォンでメトロノームアプリをすぐ起動できるようにしておく、など「すぐ始められる環境」を整えることが継続につながります。
目標の曲・演奏したいイメージを具体的に持っている
上達が早い人は「なんとなく上手くなりたい」ではなく、「あの曲を3ヶ月以内に叩けるようになりたい」「このアーティストのドラムスタイルを習得したい」という具体的なイメージを持っています。
目標が具体的であるほど、練習の方向性が定まり、モチベーションも維持しやすくなります。
「憧れのドラマーを見つけること」は、上達の大きなきっかけになる傾向があります。そのドラマーの演奏を繰り返し聴いて耳を鍛え、同じフレーズを真似ようとする過程で自然に技術が磨かれていきます。
コピーという練習法は、プロのドラマーでも実践している最良の練習方法のひとつです。
仲間やバンドを作って「本番」を経験する
一人で練習を続けることも大切ですが、バンドを組んでスタジオで合わせる・ライブハウスで演奏するという「本番経験」が上達を促進させる傾向があります。本番には緊張感があり、日頃の練習では気づかなかった課題が一気に表面化します。
この経験が次の練習への具体的な課題をもたらし、練習の密度が格段に上がります。
また、他の楽器の人と合わせることで「音楽の中でドラムがどうあるべきか」を体感できます。
ギター・ベース・ボーカルとのアンサンブルの中で、テンポキープの重要性、音量バランス、フィルインのタイミングなどを実体験として学べるのは、一人練習では得られない貴重な経験です。
スランプを「当たり前のこと」として受け入れている
どんな楽器でも、練習しているのに全然上達している気がしない「スランプ」の時期が訪れます。
上達が早い人は、このスランプを「成長の証」として受け入れ、焦らず練習を続けることができます。
スランプを恐れて練習をやめてしまうことは、上達を妨げる大きな要因のひとつです。
実際、スランプ中は脳や筋肉が新しいスキルを整理・定着させている時期とも言われています。
続けていると「急にできるようになった」という感覚(ブレイクスルー)がやってくることがあり、これがまた練習の楽しさにつながります。
上達とは一直線に伸びるものではなく、階段状に伸びるものだと理解しておくことが大切です。
ドラム上達のスピードを上げる「スピード練習」の正しい取り組み方

ドラム上達における大きな壁のひとつが「スピード」です。
テンポの速い曲を叩けるようになるには、正しい順序とアプローチが必要です。
このセクションでは、スピードアップの練習法と、上達が早い人が実践しているポイントを詳しく解説します。
「速く叩く」のではなく「正確に叩く」を先にマスターする
初心者がよくやってしまう失敗のひとつが、速く叩くことを目標にしてしまうことです。
速さを追うあまりフォームが崩れ、音がバラバラになってしまうと、変なクセが体に染みついて後で修正するのが難しくなります。
上達が早い人は「速さより正確さ」を優先して練習を積み上げる傾向があります。
正確さとは、音の粒がそろっていること、テンポが安定していること、すべての音が意図した強さで出せていることです。
この3つが揃った状態で徐々にテンポを上げていくのが、本当に速く叩けるようになるための最短ルートです。
BPM管理の目安を知っておこう
ドラムのスピード練習では、BPM(1分間の拍数)を数値で管理することが重要です。
以下の表は、初心者から中級者が意識したいBPMの目安をまとめたものです。
あくまで目安ですので、自分のレベルに合わせて調整してください。
| レベル | 目標BPMの目安 | 練習のポイント |
|---|---|---|
| ドラム始めたて | BPM60〜80 | 基本8ビートを正確に・音の粒をそろえることを優先 |
| 初心者(3〜6ヶ月) | BPM80〜100 | 簡単なフィルインを追加・バスドラムのコントロールを磨く |
| 初中級(6ヶ月〜1年) | BPM100〜120 | 複合リズムへの挑戦・手足の独立性を高める |
| 中級(1年以上) | BPM120〜 | 様々なジャンルへの応用・ダイナミクス(音量の強弱)の習得 |
BPM120を安定して叩けるようになると、多くのポップスやロックの曲に対応できるようになります。
まずはこのBPM120を一つの目標として練習を積み上げていくのがおすすめです。
シングルストロークとダブルストロークの基礎を固める
スピードアップに直結するのが、スティックの打ち方の技術です。
特に重要なのが「シングルストローク(右左右左と交互に叩く)」と「ダブルストローク(右右左左と1打ずつまとめる)」の習得です。
シングルストロークは基本中の基本ですが、速くなればなるほど難しくなります。
一方でダブルストロークができるようになると、速いテンポでも手が疲れにくくなり、演奏の幅が大きく広がります。
ルーディメンツ(打法の基礎練習)をメトロノームに合わせて毎日練習することが、スピードアップへの確実な道です。
ルーディメンツ練習は地味で退屈に感じることもありますが、ここをしっかりやった人とそうでない人では、半年後・1年後に差が開く傾向があります。毎日の練習にルーディメンツを5〜10分組み込むだけで、着実にスピードと正確さが向上していきます。
「遅く完璧に叩けた回数」を積み上げることがスピードへの近道
スピード練習で多くの人が見落としがちなのが、「ゆっくりの段階での完成度」です。
BPM70で完璧に叩ける状態を100回積み上げた人と、BPM70でなんとなく叩けたらすぐBPM80に上げてしまった人では、BPM120に到達するまでの時間がまったく違います。
脳と筋肉は「正確な動き」を記憶します。
不正確な動きをくり返すと、不正確な動きが体に染みついてしまいます。
上達が早い人は焦らず、「このBPMで完璧に叩ける」という確信が持てるまで次のテンポに移りません。
この「丁寧さ」がスピード習得の本当の近道です。
ドラム上達が早い人と遅い人の特徴比較
これまでの内容を踏まえて、上達が早い人と遅い人の違いをまとめると以下のようになります。
| 比較項目 | 上達が早い人 | 上達が遅い人 |
|---|---|---|
| 練習の目標設定 | 毎回具体的な課題を設定する | なんとなく叩き続ける |
| メトロノームの使用 | 毎回必ず使う | 感覚だけで練習する |
| 苦手箇所への向き合い方 | 苦手部分を集中的に分解練習 | 苦手箇所を避けて得意なところばかり叩く |
| テンポの上げ方 | 完璧になったら少しずつ上げる | できないまま速いテンポで叩き続ける |
| 自分の演奏確認 | 録音・録画で客観的にチェック | 感覚だけで「上手くなった」と判断する |
| スランプへの対処 | 継続して乗り越える | 練習をやめてしまう |
この表を見て「あ、自分は右の列かも…」と感じた方でも、大丈夫です。
気づいた時点が改善のスタートラインです。
一つひとつ意識を変えていくだけで、上達スピードは確実に変わっていきます。
まとめ:ドラム上達が早い人の習慣を今日から取り入れよう
この記事のポイントをまとめます。
- ドラム上達が早い人は「なぜできないか」を言語化し、課題を明確にする思考習慣がある
- ピアノや吹奏楽など音楽経験・他の分野での習得経験がアドバンテージになる
- 練習はメトロノームを使い、BPMを段階的に上げる「スモールステップ」が基本
- 苦手箇所の「分解練習」と、録音・録画による客観的な振り返りが上達を加速させる
- 脱力・正しいフォーム・4肢独立の練習が身体的な基礎を作る
- 毎日少しずつ継続する習慣と、具体的な目標を持つことがモチベーション維持の鍵
- スピードより正確さを優先することが、長期的なスピードアップへの最短ルート
- 本番経験(バンドアンサンブル・ライブ)が課題を明確にし、成長を大きく促す
ドラム上達が早い人と遅い人の違いは、才能や音楽センスだけではありません。
練習の中身、課題への向き合い方、日々の継続力、これらの積み重ねが大きな差を生んでいます。
「センスがないから」と諦める必要はまったくなく、今日から練習の質を少し意識するだけで、あなたの上達スピードは確実に変わってきます。
メトロノームを使う、苦手箇所を分解して練習する、自分の演奏を録音して確認する。
この3つだけでも明日からすぐに始められます。
ドラムは続けた分だけ必ず応えてくれる楽器です。
焦らず、でも諦めず、自分のペースで楽しみながら練習を続けていきましょう。
きっと「急にできるようになった」という瞬間が訪れます。
その瞬間の喜びが、またドラムをもっと好きにさせてくれるはずです。

